リハビリテーション科
基本理念
地域の人々に信頼され、満足される、患者さん中心のリハビリテーションを提供します。
岩手県立江刺病院リハビリテーション科は、胆江地区の地域総合病院の役割の中で、地域の福祉部門と協力し、一体的なサービスを提供するために、急性期から回復期、生活期におけるリハビリテーション医療を提供しています。入院中は、他職種(医師、看護師、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカー等)とのカンファレンスを行い、治療方針の統一を図り、早期に在宅復帰・福祉施設へ復帰できるよう取り組んでいます。さらに、必要に応じて継続したリハビリテーションサービスを享受できるよう、近隣の医療機関や福祉施設等とも連携し、回復期・生活期リハビリテーションを支援します。 また、咀しゃくや飲み込みの機能が低下した方に対して、チームで嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査などの評価や練習を実施し、適切な食事形態や食べ方の指導を行います。
平成30年より地域包括ケア病床(25床)の運用を開始しております。
基本方針
1 信頼し合える環境づくりに努めます。
2 接遇に心がけます。
3 チームワークを大切にします。
4 知識・技術の研鑽に努めます。
施設基準
脳血管疾患リハビリテーション(Ⅲ)
廃用症候群リハビリテーション(Ⅲ)
運動器リハビリテーション(Ⅱ)
呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
がんリハビリテーション
診療体制
入院診療に対応しております。
基本的に月曜日から金曜日まで、状態に応じてリハビリテーションを行います。
土曜日、祝日には勤務者1名を配置しています。
スタッフ紹介
理学療法士4名
※ 岩手県立胆沢病院からの業務応援
第1・3火曜日 作業療法士 1名
第2・4火曜日 言語聴覚士 1名
【認定資格等取得状況】
認定理学療法士(脳卒中) 1名
認定理学療法士(運動器) 1名
3学会合同呼吸療法認定士 3名
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 1名
理学療法
理学療法は、身体運動機能の問題を運動療法によって改善する療法です。医師の指示と評価に基づき、改善に必要な運動(筋力トレーニング、関節可動域運動、協調性運動、起き上がり・立ち上がり・歩行などの基本的動作練習等)を行います。能力障害が残存した場合には、基本的動作や日常生活活動の指導や自宅等で生活しやすい環境を整備するための福祉用具、住宅改修の助言、環境整備などを他職種と協力し行います。